ローマだけじゃない!どこ行く、イタリア旅行!中級編
こんにちは、柚稀です。
今回は、前回に続き、イタリアの都市を独断と偏見で、レビュー風に紹介していきたいと思います。イタリアと言えばローマ、ヴェネツィア……たくさんの有名都市がありますが、それだけではないんです。今回はもう一歩踏み込んだ、イタリアの都市について書いていきます。
どこ行く、イタリア旅行!中級編
- ベローナ:ロミオとジュリエットを訪ねよう
- ジェノヴァ:海賊感じる港町、水族館は国内最大級!
- ボローニャ:イタリア屈指の学生街で味わう!エミリア・ロマーニャの絶品料理
- ピサ:インスタ映え!斜塔を支える一枚を狙う
- アルベロベッロ:おとぎ話の小人の国へ
ベローナ:ロミオとジュリエットを訪ねよう
- おすすめ度:★★★★★
- 値段の高さ:★★★☆☆
- 美味しさ:★★★★★
- 行きやすさ:★★★☆☆
- 混雑度:★★★☆☆
- ロマンチック度:★★★★★
ロマンチックな街、ベローナです。シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台であり、二人の家を訪ねることができます。ジュリエットの家ではバルコニー等を見ることができるのですが、ロミオの家は看板のみで、中の様子は見られないようでした。心なしか、他の都市よりも恋人連れが多かった気がします。ボローニャから電車で1時間ほどで、見るべきスポットがたくさんあるわりに、観光客は多すぎず少なすぎずです。中世の雰囲気が残る街並みを、ゆったりと観光することができる街です。
ジェノヴァ:海賊感じる港町、水族館は国内最大級!
- おすすめ度:★★★☆☆
- 値段の高さ:★★☆☆☆
- 美味しさ:★★★☆☆
- 行きやすさ:★★☆☆☆
- 混雑度:★★☆☆☆
- 海鮮:★★★★★
ジェノベーゼで有名な湾港都市です。港町というだけあってとても活気があり、国内最大級、ヨーロッパ内でも二番目の大きさを誇る水族館を持ちます。日本の水族館に慣れていると、そこまで大きいとは感じないかもしれませんが、日本とは違う斬新な展示方法が多く、十分に楽しめると思いました。スペイン等とコロンブスの出身地を巡って主張争いをしているみたいです。観光客はそこまで多くなく、夜になっても開かないレストランが多々あります。そのため、暗い道が迷路のように伸びており、夜一人で歩くにはやや危ないように感じました。近くのチンクエテッレを訪れた際に、足を延ばすのもいいかもしれません。
ボローニャ:イタリア屈指の学生街で味わう!エミリア・ロマーニャの絶品料理
- おすすめ度:★★★☆☆
- 値段の高さ:★★☆☆☆
- 美味しさ:★★★★★★★
- 行きやすさ:★★★★☆
- 混雑度:★★☆☆☆
- 学術度:★★★★★
ボローニャは、美食の街と言われています。有名なボロネーゼは、一見シンプルながらも想像を絶する美味しさです。この街では、何を注文しても外れがなかった記憶があります。また、ボローニャには、1088年創立の、ヨーロッパ最古の大学群であるボローニャ大学があり、学生街となっています。そのため、物価は高すぎず、治安も悪くないように感じました。移転前のボローニャ大学の校舎は、アルキジンナジオという博物館になっており、旧校舎内や解剖室を見学することができます。歴史ある街並みの中で、イタリアの学生気分を味わいたい方におすすめです。
ピサ:インスタ映え!斜塔を支える一枚を狙う
- おすすめ度:★★★★☆
- 値段の高さ:★★★☆☆
- 美味しさ:★★★★☆
- 行きやすさ:★★★☆☆
- 混雑度:★★★☆☆
- インスタ映え:★★★★★
ピサの斜塔で有名な街、ピサです。フィレンツェから電車で一時間ほどの場所にあり、日帰りで訪れることができます。有名な斜塔の周りには、塔を支える人、塔に押されている人等、様々な人を見ることができます。訪れる前に、インスタグラムやインターネットでポーズを考えておくと良いと思います。年々傾きが大きくなっていっていると言われているピサの斜塔ですが、実は、内部を上ることができます。傾いた螺旋階段を上っていると、だんだんと平衡感覚がなくなっていきます。ピチという、うどんのような珍しいパスタもあるので、ぜひ試してみてください。
アルベロベッロ:おとぎ話の小人の国へ
- おすすめ度:★★★★★
- 値段の高さ:★★★★☆
- 美味しさ:★★★☆☆
- 行きやすさ:★☆☆☆☆
- 混雑度:★★★☆☆
- おとぎ話度:★★★★★★★
最後に取り上げるのは、おとぎ話のような街、アルベロベッロです。アルベロベッロのトゥルッリとして世界遺産に登録されています。南イタリアのからっとした空気の中、小人が出てきそうな街並みを歩くことができます。ぜひとも行ってほしい、おすすめの街ですが、個人で行くにはアクセスが良くありません。ローマから四時間ほどで、遅延の多いイタリアの公共交通機関を何度も乗り継ぐ必要があります。そのため、現地のツアーなどに入ってから行くことをおすすめします。写真のような白い建物、トゥルッリに宿泊できる宿泊施設もありますので、独特の可愛らしい雰囲気をたっぷりと味わってきてください。
今回取り上げた街は、観光だけなら一日あれば満足に見ることができると思います。余裕をもって旅行ができる方、ガイドブックにあまり取り上げられていない都市を訪ねてみたい方、ぜひこうした街も候補に入れてみてください。
ありがとうございました!それでは!